キャズム

ジェフリー・ムーア(米国のマーケティングコンサルタント)の著作『Crossing the Chasm』に登場する言葉です。ムーアによれば、ハイテク市場における顧客は4つに分類されるといいます。

・実用性よりも新技術を好む『イノベーター(Innovators)』
・新技術で競合する他者を出し抜きたい『アーリーアドプター(Early Adopters)』
・実用主義で役に立てば新技術でも導入する『アーリーマジョリティー(Early Majority)』
・新技術は苦手だが、皆が使うなら使う『レートマジョリティー(Late Majority)』
・新しい技術を嫌い、最後まで使わない『ラガート(Laggards)』

従来はイノベーターとアーリーアダプターで計16%になれば、技術は普及するといわれましたが、ムーアはこの5つの中にクラック(断絶)があるとしました。特にアーリーアダプターとアーリーマジョリティーの間のキャズムが深いとしました。このキャズムを超えるためには、アーリーアダプターとアーリーマジョリティーそれぞれの要求にあった、異なるマーケティングを展開する必要があるとしました。