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のぞいてみよう、業界別Facebookページ<ブライダル編>

業界別のFacebookの運用状況を考察する本企画。今回はブライダル業界をのぞいてみたいと思います。
ブライダル業界といえば、結婚式を挙げないカップルが増えていることもあり、市場としては苦戦しているイメージがあります。そんな中でブライダル業界各社はどのようにFacebookの運用を行なっているのでしょうか。今回はブライダルドレスショップ大手2社のFacebookの活用方法の違いを見ていきましょう。

■「ノバレーゼ」はハイブランドで憧れを植え付ける
https://www.facebook.com/NOVARESE.wedding

ドレスショップ大手の「ノバレーゼ」はインスタ映えともいえる画像が多く投稿されています。ドレスやアクセサリー、シューズなどの小物を紹介していますが、いずれもハイブランドのものであると同時に、着用しているモデルが外国人モデルのみということ、さらには背景や写真のテイストなども統一し、徹底的に「憧れ」要素を高めていることがわかります。ただ、基本的には投稿はすべてInstagramの内容と同じであり、フェイスブックならではの投稿はありません。

■「タカミブライダル」は親近感と情報の提供を意識
https://www.facebook.com/TAKAMIBRIDAL1923

一方、「ノバレーゼ」同様ドレスショップ大手の「タカミブライダル」は、より親近感を意識しています。ドレスの着用モデルは日本人の場合もありますし、撮影舞台裏を紹介する投稿や、「間もなくサイト内にこんなページが登場しますよ!」といったお知らせも数多くあります。また、ドレスの着用画像も、「ノバレーゼ」がイメージ写真風であるのに対し、前・横・後ろといった角度を変えて掲載していることから、より「自分が着るなら……」といったイメージを膨らませてほしい意図が感じられます。

ブライダル業界ではイメージが大切でありつつも、憧れやブランディングも欠かせないために、その戦略は各社ではっきりと分かれるものかもしれませんね。
他社が行っていない切り口を展開してみる、というのも一つの戦略になりえるかもしれません。各社の内容を参考に、ぜひ自社の運用にも生かしてみてください。

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