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インスタフォロー数上位アカウントから見るインスタとフェイスブックの使い方の違い 【IKEA JAPAN】篇

インスタフォロー数上位企業のアカウントを軸に、インスタとフェイスブックの使い方の違いや戦略を考察してみたいと思います。今回のお題は、家具メーカーのアカウントでずば抜けたフォロワー数を誇る「IKEA JAPAN」です。

「IKEA JAPAN」のInstagramのフォロワー数は60万人。Facebookのフォロワー数は23万人です。そんな「IKEA JAPAN」は、InstagramとFacebookをどのように使っているのでしょうか?

■インスタは憧れを生み出す場所

まずはInstagramの投稿についてです。ひとことでいえば、「IKEAの商品がある生活」をフォトジェニックに提案しています。家中の家具が全てIKEAで……といったニュアンスではなく、特定の商品であるカップにオシャレに温かい飲み物をいれた写真を掲載し、「寒い冬こそ、家の中ではほっとくつろげる時間を過ごしたいですよね。この冬は、家の中での過ごし方「ヒュッゲ」を取り入れてみませんか?「ヒュッゲ」とは、北欧の言葉でほっこりとなごむ時間を過ごすこと。」といったように、ピンポイントで北欧風の「ちょっといい暮らし」をIKEAの商品と共に提案しているのが特徴です。もちろん、それぞれの写真に添えられたコメントには写真に写っている全ての商品名と価格が明記されています。

■Facebookはファンを育てる場所

一方でFacebookはどうでしょうか。私用している写真はほぼInstagramと同じものですが、大きな違いがあります。それは、オウンドメディアへのリンクが貼られており、北欧風の暮らし方の提案や、部屋づくりに関する内容などのターゲット層に刺さる記事が豊富に紹介されているところです。インスタはライトなユーザーの憧れを生み出し、そしてFacebookのようにじっくりと記事を読んでもらえる環境でファンを育てる。
明確な使い分けと誘因力の強いキャンペーンで圧倒的なフォロワー数を誇る「IKEA JAPAN」。ぜひ一度チェックしてみてください。

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