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オンラインストアにとってのインスタグラム活用方法

カスタマーサービスの窓口としてのInstagram

Instagramで何らかの商品を見かけたユーザーの87%は、企業のWebサイトを訪問したり、商品を検索・購入したりといった後続のアクションをとるという調査があります。このような高いエンゲージメントが期待できるInstagramは、オンラインストアがマーケティング施策を講じるのに最適な場所と言えます。Kicksta社がオンラインストアにおけるInstagram活用法について解説しました。
消費者にとってInstagramは商品やブランドについて調べるプラットフォームとなっています。そのため、企業は消費者が抱える疑問へすぐに答えられるよう準備しておくべきです。89%の消費者は、企業からの返答が素早く返ってくる場合に購入意思を高めるとの調査があります。オンラインストアはInstagramをカスタマーサービスの窓口としてとらえると良いでしょう。

双方向のコミュニケーションによりコミュニティを構築する

SEO(検索エンジン最適化)の考え方はInstagramにも適用できます。検索フォームにキーワードが入力された際に、自社のコンテンツが上位に表示されるよう努める方法です。具体的には、プロフィール欄に適切なキーワードを含めたり、ターゲットとする層が興味を持ちやすいハッシュタグをコンテンツに付与したりすれば、検索からユーザーを集められることが期待されます。
74%のユーザーにとってInstagramはコミュニティを構築する場だと認識されています。オンラインストアは双方向性のコミュニケーションを通じて、ロイヤルティの高い顧客を集めるよう試みます。アンケートをとる、Q&Aセッションを開催する、プレゼントを企画するといったイベントを介してコミュニティを形成します。

ユーザーの情報を収集し、商品の品揃えやマーケティング施策の改善に活用する

Instagramのユーザーは受動的にコンテンツを眺めているだけではなく、積極的に企業と関わる傾向にあります。これを活用すれば、オンラインストアは消費者に関する情報を収集できます。例えば、Instagramストーリーのアンケート機能を用いて、製品の好みや使い方、あるいは、日々の習慣について質問します。商品の品揃えやマーケティング施策を改善するのに、重要な洞察を与えてくれます。

まとめ

オンラインストアがInstagramで成果を上げるには、試行錯誤を繰り返す必要があります。消費者へリーチし、エンゲージメントを高めるよう、異なる方法を試し、最も優れたやり方を横展開するよう試みてみましょう。写真のフォーマットやハッシュタグの組み合わせの最適化を続ければ、マーケティング施策の改善が見込まれます。

参考資料

8 Ways Ecommerce Stores Are Using Instagram


著者:Takayuki Sato

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