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AR広告がInstagramで利用可能に

AR動画にCTAを設置し、指定したURLへと誘導する

2022年10月、メタ社はInstagramにおけるAR(拡張現実)広告ベータ版の導入を発表しました。ARフィルターと同様、AR広告はユーザーが商品を仮想的に体験するのを助けます。そして、CTA(コール・トゥ・アクション)を介して、ユーザーを購入へと誘導するコンバージョンツールになることが期待されます。PopulAR社がInstagramのAR広告について解説しました。
AR広告でも、画像や動画を準備するのは、他の広告フォーマットと共通しています。ターゲットとなる見込み顧客のフィードやリール、あるいはストーリーに表示されたときに、ARの新たな表現は、ユーザーの興味をひくことでしょう。

メタの広告マネージャーから管理・最適化が可能

AR広告は、ユーザーが見て、触れて感じる商品で特に強みを発揮すると考えられます。具体的には、化粧品・宝石・アクセサリー・インテリアといった分野が該当します。AR広告はブランド想起に強く、静止画による通常の広告よりもパフォーマンスが高かったという調査もあります。
AR広告の特徴は、FacebookやInstagramの他の広告フォーマットと同様、メタの広告マネージャーから管理できる点にあります。AR体験やその他のチャネルを統合し、認知からトラフィックの獲得に至る広告パフォーマンスを最適化します。

広告の目的やキャンペーンの詳細情報を指定し、AR広告を出稿

AR広告はどのように作成するのでしょうか。まず、広告マネージャーから広告作成のプロセスを開始します。ここで、認知やトラフィックといった広告の目的を指定したり、広告キャンペーンの詳細情報を入力したりする必要があります。そして、テンプレートとしてARエクスペリエンスを選択するのを忘れてはいけません。
AR広告に用いる動画は、使用しているスマートフォンのカメラから撮影できます。そして、ARエフェクトによって拡張現実の体験をもたらす編集を加えます。CTAにはURLが指定可能であり、AR広告をクリックしたユーザーは、このリンク先へ遷移する仕組みです。

まとめ

ARはユーザーに新たな体験をもたらし、ソーシャルメディア業界を新たなレベルに引き上げることが期待される技術です。マーケティングの観点からも興味深い展開が待っていると考えられるので、ARのトレンドには注意を払っておくべきです。

参考資料
https://popul-ar.medium.com/ar-ads-on-instagram-and-facebook-e2fb52f864d4
著者:Takayuki Sato

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