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旅行やアクティビティを売るためのInstagramキャンペーン

次の行き先を探す旅行者にヒントを与えるよう、多様な旅先を紹介する

Instagramは、人々が次の旅行先を決めるのに大きな影響を与えています。#travelのハッシュタグを付けた投稿は5億件を数えるに至りました。観光業界にとっては、ソーシャルメディアを介して大きな機会が広がっていると言えるでしょう。Regiondo社が旅行やアクティビティを販売する企業に向けて、Instagramキャンペーンの海外事例を紹介しました。
ニュージーランドの旅行代理店Contiki社は18~35歳の旅行者に対して、行き先のヒントとなる投稿をInstagramで展開しています。異なる文化を感じられる観光地を実際に訪れた人の写真・動画を使っているので、多様でユニークなチャンネルを構築できました。フォロワーは32万人に達し、大きな成功を収めています。観光地でアクティビティを運営する企業であれば、共同でキャンペーンをする機会があるかもしれません。

現地を訪れたインフルエンサーによって撮影された写真をシェアする

トルコの有名な観光地であるカッパドキアの観光団体は、そこで撮影された美しい風景をInstagramに投稿しています。特徴的なのは、ほとんどの写真がトルコを訪れたインフルエンサーによって撮影されたものだという点です。また、@cappadociaのタグがつけられた投稿を積極的にシェアする施策も行っています。12万人を超えるフォロワーを集めたのは、フォロワーやインフルエンサーと交流しながらアカウントを成長させてきた成果だと考えられます。

体験型ワークショップの裏側をInstagramで発信する

Brush and bubbles社は、絵画体験のワークショップを開催するロンドンの企業です。Instagramではアートに触れて感動している顧客や、講師となるアーティストの様子を投稿してきました。ユニークな体験の裏側を知ることができるチャンネルとして人気を集め、1万6500人以上のフォロワーを集めています。絵画体験に限らず、アクティビティをプロモーションするのに、ブランドの背景を共有するのは良いアイデアと言えます。

まとめ

Instagramは、観光に携わる業者が人気のトレンドを作りあげるツールとして活用できます。ソーシャルメディアにおけるトレンドは、すぐに移り変わるので、その機会をとらえるよう努めなければなりません。加えて、コンバージョンにつなげるには、さらなる工夫が必要かもしれませんが、長期的には大きな成果が得られるでしょう

参考資料

How to Sell Tours and Activities with Instagram


著者:Takayuki Sato

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